FC2ブログ

冥想初心者の所感(1)

 
皆様、こんにちは。今年から冥想に取り組み始めた木村です。
この度「冥想を始めて間もない人の考えは、経験者の方にも参考になるのでブログ投稿してみては?」という有難いお話をいただき、拙い内容ではありますが、投稿させていただきました。冥想に関する考え方に誤りがあるかもしれません。そのような場合はご指摘いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。
 
■テーラワーダ仏教との出会い
はじめに、テーラワーダ仏教を知る前の、私の仏教や宗教に対する感覚を簡単に述べますと、
 
・実家の亡き祖母と母は浄土真宗だが、私自身は仏教について何も知らず、むしろ「お薬師様にお願いすればすべてうまくいく」という母の言葉に懐疑的
 
・お寺や神社に抵抗はないが、「宗教」という言葉の響きには抵抗を感じる(オウムの影響?)
 
というものでした。また、子供の頃から心が弱く、強い心になるにはどうすればよいかと、メンタルヘルス、自己啓発の分野の本を色々と読み、試しましたが、成果は出ませんでした。
 
そして、自分にとって最悪の精神状態のときに、姉に薦められて、スマナサーラ長老の「仏教は心の科学」を読みました。スマナサーラ長老が語られるテーラワーダ仏教の教えを読んで、やっと納得の行く教えに出会えた気がしました。
 
テーラワーダ仏教を知って以降、心の救いを求めて書店のメンタルヘルス系のコーナーをうろつくこともなくなりました。当時、宗教のコーナーに目を向けることはなかったため、「スマナサーラ長老の本が宗教以外のコーナーにも置いてあったら、もっと早く出会えたのに!」と今でも時々思うことがあります。過去に思いを馳せる悪い癖です。
 
■当初、冥想の重要性に気付けず……
お釈迦様本来の教えの素晴らしさはすぐに感じ取れたものの、冥想実践に取り組もうと思うまでには長い時間がかかってしまいました。
 
今でこそヴィパッサナー冥想について「実況中継をして頭の中を忙しくすることで、悩み苦しみという思考・妄想を追い出す」と理解をしていますが、当時は実況中継することでなぜ苦しみから心が解放されるのか、あまり理解できませんでした。「実況中継中に悩みから逃れられても、結局、悩んでいる問題自体が解決しなければ、意味はないのではないか?」という具合です。
 
当時、私は「悩み苦しみ(喜び)は自分の外側にあるもの」と思い込んでいました。「私を取り巻く人々、環境、出来事……が、私にとって良い状態であれば私は幸せだが、悪い状態にある限り私は不幸だ」という図式です。今思うと周囲への期待が大きいだけで、大変恥ずかしい、傲慢な考え方なのですが、当時はそれが当たり前だと思い、身の回りで起きる出来事次第で「私はなんて不運(幸運)なんだ」と右往左往していました。あまりにも無明の闇が深すぎて、「問題は周囲にあるのではなく、心のあり方こそが問題である」ということに、なかなか気づけませんでした。
 
そのようなわけで、当時は「冥想実践は大変そうだし、とりあえず置いておいて、テーラワーダ仏教の概念だけを今後の生き方の参考にしよう」という、何とも横着な考えに落ち着きました。そして、最悪の精神状態を抜け出した後は、また元通り五感の楽しみを追い求める生活へと戻っていきました。「五感の楽しみを追い求めることが、人生の楽しみ」という思い込みが依然続いておりました。それから数年、感情の振れ幅こそ小さくはなりましたが、結局「上手くいっていると感じる時は舞い上がり、悪いことが起きる度に落ち込む」という、周囲に振り回される心は変わりませんでした。
 
しかし、今年に入り何かと重なって、心が苦しみでいよいよ立ち行かなくなるような感覚に陥りました。毎度毎度、身の回りで起こる出来事に心をかき乱される自分自身に、ほとほと嫌気がさしました。一生、心の浮き沈みが繰り返されるのかと危機感を覚えました。物心がついてからこれまで、何の進歩もなく弱い心のままで来てしまったことを痛感し、今後は自分の身に起きる良いことにも悪いことにも振り回されない心になりたい、と改めて思いました。心を育てるためにはテーラワーダ仏教の教えをもっと真摯に学ぶ必要があると感じました。そして、ようやく「スマナサーラ長老がおっしゃっていることに素直に従って、冥想に取り組もう」と思うことができました。
 
■冥想実践、始めました
その後、「心を清らかにする気づきの瞑想法」のDVD視聴による実践、スマナサーラ長老の初心者冥想指導、熱海の冥想合宿への参加、自主冥想会への参加と、冥想実践を続け、現在に至ります。
 
冥想実践においては、妄想雑念惛沈睡眠と課題だらけですが、細々と続けている日々です。冥想指導を受けて感じたこと、冥想実践をして考えたことなどについては、またの機会に書かせていただきたいと思います。お読みいただきありがとうございました。
 
お幸せでありますように。
木村 


メニュー戻る
仏教ブログ

meisou358

Author:meisou358
テーラワーダ仏教ブログへようこそ!

天気予報

蝶が舞うリースの時計

触れると逃げてしまいます

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
ご訪問者数
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR